#5「帝国の真珠」
(脚本:會川 昇/監督:竹本 昇)
プレシャス「帝国の真珠」を少年・翔が持ち去ってしまった!
翔は、ボウケンピンクとの約束を守ろうと、変身解除したさくらの言葉を聞いてくれない。
正体を明かせずに悩むさくらだが、プレシャスを狙うダークシャドウの魔手が翔に迫る!
| 台本 | キャラクター | 俳優・声優/スーツアクター |
|---|---|---|
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明石 暁/ボウケンレッド | 高橋 光臣/福沢 博文 |
| 伊能 真墨/ボウケンブラック | 齋藤 ヤスカ/今井 靖彦 | |
| 最上 蒼太/ボウケンブルー | 三上 真史/竹内 康博 | |
| 間宮 菜月/ボウケンイエロー | 中村 知世/蜂須賀 祐一 | |
| 西堀 さくら/ボウケンピンク | 末永 遥/中川 素州 | |
| 牧野 森男 | 斉木 しげる | |
| ミスターボイス | 田中 信夫 | |
| 翔 | 牧野 靖 | |
| 外国人 | クリス・メイ | |
| 幻のゲッコウ | 銀河 万丈 | |
| 闇のヤイバ | 黒田 崇矢 | |
| 風のシズカ | 山崎 真実 | |
| タクミガミ | 仮屋 昌伸 | |
| ナレーション | 太田 真一郎 |
台本と放送を比較しました(台詞やト書きの細かい違いは省略)。
- シーン 1. 波止場
- 台本
-
舞台は波止場
-
背広の外国人が、車から降りてくる。
待ちかまえている、秘書風の女性とフードを深く被った巨漢。 両者、緊張感を持って接近し……背広がアタッシェを差し出す。
女、受け取って開ける。 中にはビー玉のような『石』が一つ、それを空に透かして確認する。
-
女、フードに顎をしゃくると、フードを脱ぐ巨漢。タクミガミで。
背広、逃げようとする。 タクミガミの銃が向けられ。
女「タクミガミ、後始末は奇麗にね」
銃声! 着弾に驚き、女、風のシズカの姿に。
シズカ「危ないよ!誰?」
-
倉庫などの影から現れるボウケンジャーたち。
-
背広「だ、誰だか知らんが助けてくれ、私を安全な場所に」
-
ブラック「ネガティヴシンジケートと商売なんて無理な話さ」
五人、背広を置いて並び立ち、
レッド「熱き冒険者、ボウケンレッド」
ブラック「迅き冒険者、ボウケンブラック」
ブルー「高き冒険者、ボウケンブルー」
イエロー「強き冒険者、ボウケンイエロー」
ピンク「深き冒険者、ボウケンピンク」
レッド「果て無き冒険スピリッツ!」
五人「轟轟戦隊ボウケンジャー!」
シズカ「プレシャスは渡さないよ。 タクミガミ、やっちゃいな」
タクミガミの銃口から弾丸が一斉発射。
怯むボウケンジャーたち。
ピンク「サバイバスター!」
-
ブルー「さすが、元オリンピック候補」
タクミガミ、銃口が暴発して、四方に弾を撒き散らす。
タクミガミ「うおお、暴発する!」
-
舞台は波止場
- 放送
-
舞台は廃工場(以下同)
-
背広の外国人が、車から降りてくる。
歩いてくる、秘書風の女性。 両者、緊張感を持って接近し……背広が小箱を開く。
女、ビー玉のような『石』を一つ、空に透かさず確認する。
-
女、アタッシェを落とす。
タクミガミの銃が向けられ。
女「タクミガミ、後始末は奇麗にね」
タクミガミ「は」
銃声! カット
女「危ないよ!誰?」
-
入口から現れるボウケンジャーたち。
-
背広「だ、誰だか知らんが助けてくれ」
-
ブラック「ネガティヴシンジケートと商売なんて無理な話さ。
逃げな
」
ブルー「気をつけてね」
イエロー「じゃね」
シズカ「プレシャスは渡さないよ。 タクミガミ、やっちゃいな」
タクミガミ「はは」
タクミガミの銃口から弾丸が一斉発射。
怯むボウケンジャーたち。
カット
-
ブルー「ヒュー、さすが、元オリンピック候補」
タクミガミ、銃口が暴発して、四方に弾を撒き散らす。
カット
-
舞台は廃工場(以下同)
- 台本
- シーン 3. 波止場
- 台本
-
シズカ「『帝国の真珠』が!」
飛んで行った方へ、走っていこうとするシズカ。
それに気付くレッド。
レッド「プレシャスを回収する」
シズカ「タクミガミ!こいつら、邪魔!」
なんとか機能を回復したタクミガミ、シズカが投げた紙片を受け取る。
-
よけるボウケンジャーたち、レッドがピンクに近寄り、
レッド「ここはオレたちで。 プレシャスはお前に任せる」
ピンク、使命感に頷いて。
ピンク「了解しました」
ダッと走るピンク。 シズカ、気付いて追う。
残った四人とタクミガミ、戦う。
-
シズカ「『帝国の真珠』が!」
- 放送
-
シズカ「あー!」
飛んで行った方へ、走っていこうとするシズカ。
それに気付くレッド。
レッド「プレシャスは追わせない」
シズカ「タクミガミ!こいつら、邪魔! はい、これ 」
なんとか機能を回復したタクミガミ、シズカが渡した紙片を受け取る。
-
よけるボウケンジャーたち、レッドがピンクに近寄らず、
レッド「ここはオレたちで。 プレシャスはお前に任せる」
ピンク、使命感に頷いて。
ピンク「了解しました」
ダッと走るピンク。 カット
-
シズカ「あー!」
- 台本
- シーン 4. 近くの道
- 台本
-
と、そこに自転車に乗った少年、翔がいて。
ちょうど『石』を拾ったところ。
ピンク「(駆け寄ろうとして)君!」
-
シズカ「(翔の『石』を見て)あたしの真珠!」
武器を投げつけてくる。 それを飛び込んで遮るピンク。
ピンク「(翔に)逃げて!」
翔「え?」
ピンク「あの悪い奴らがそれを狙っている、逃げて」
翔「もしかして……あなたって……ヒーロー?」
ピンク、シズカへと駆け寄っていく。
ピンク「風のシズカ、勝負!」
サバイブレードで斬りかかる! シズカ、押される。
とシズカの脳裏に声が。
シズカ「……ゲッコウ様?」
-
と、そこに自転車に乗った少年、翔がいて。
ちょうど『石』を拾ったところ。
- 放送
-
と、そこに自転車に乗った少年、翔がいて。
ちょうど『石』を拾ったところ。
ピンク「(駆け寄ろうとして)君! その『石』を返して下さい 」
-
シズカ「(翔の『石』を見て)あたしの真珠!」
駆け寄ってくる。 それを振り返って遮るピンク。
ピンク「 フリーズ! (翔に)逃げて!」
翔「え?」
ピンク「この悪い奴がその『石』を狙っています」
翔「もしかして……あなたって……ヒーロー?」
ピンク「逃げて」
翔「うん」
シズカ「あ、待って」
とシズカの脳裏に声が。
カット
-
と、そこに自転車に乗った少年、翔がいて。
ちょうど『石』を拾ったところ。
- 台本
- シーン 6. 波止場
- 台本
-
タクミガミの周囲に白煙!
消滅するタクミガミ。
変身を解除するボウケンジャー四人。
-
タクミガミの周囲に白煙!
消滅するタクミガミ。
- 放送
-
タクミガミの周囲に白煙!
消滅するタクミガミ。
イエロー「逃げられちゃった」
変身を解除しないボウケンジャー四人。
-
タクミガミの周囲に白煙!
消滅するタクミガミ。
- 台本
- シーン 7. 道
- 台本
-
暁「無事か?プレシャスはどうした」
さくら「間もなく回収します、先に戻っていただけますか」
さくら、通話を終え、走る。 やがて、自転車を止めて『石』を見つめている翔、を見つける。
さくら「君、ありがとう、その『石』を回収します」
翔、迷ったようにさくらを見る。
さくら、石をとろうとすると、翔抵抗する。
翔「 痛い! あんた、誰だよ」
-
ピンク「こ……これじゃ、ボウケンピンクじゃなくて、ボケピンクじゃないですか!ああ、もう!」
変身解除。 慌てて、駆け出す。
さくら「私の責任です。私一人で必ず、取り戻さなければ」
-
暁「無事か?プレシャスはどうした」
- 放送
-
暁「無事か」
さくら「はい」
暁「プレシャスはどうした」
さくら「間もなく回収します、先に戻っていただけますか」
さくら、通話を終え、走る。 やがて、自転車を止めて『石』を見つめていない翔、を見つける。
さくら「君、ありがとう、その『石』を回収します」
翔、迷ったようにさくらを見る。
さくら「さあ」
さくら、石をとろうとすると、翔抵抗する。
翔「 放せ! あんた、誰だよ」
-
ピンク「こ……これじゃ、ボウケンピンクじゃなくて、ボケピンクじゃないですか!ああ、もう!」
変身解除しない。 慌てて、駆け出す。
カット
-
暁「無事か」
- 台本
- シーン 8. 影の衆・居室
- 台本
-
タクミガミに術をかけているゲッコウ。
傷ついた箇所が再生していく。
ヤイバ「タクミガミは命に代えても守れ。 『帝国の真珠』からビオパンツァーを再現するには奴が絶対不可欠だ」
叱られてシュンとなっているシズカ。
シズカ「ただの宝石に見えたけど、本当にあれが設計図なの?」
-
タクミガミに術をかけているゲッコウ。
傷ついた箇所が再生していく。
- 放送
-
カット
ヤイバ「タクミガミは命に代えても守れ」
シズカ「へい」
ヤイバ「『帝国の真珠』からビオパンツァーを再現するには奴が絶対不可欠だ」
叱られてシュンとなっているシズカ。
カット
-
カット
- 台本
- シーン 9. ミュージアム地下・サロン
- 台本
-
ボイス「(前略)だが科学者はそれが戦争を激化させることを嫌い、設計図を宝石の中に封印したってわけ……」
-
ボイス「その後、真珠はある国家が極秘で保管してたんだ」
蒼太「それが盗み出されて日本に持ち込まれたのか」
-
暁「(前略)ましてダークシャドウが狙っているということは……」
-
ボイス「(前略)だが科学者はそれが戦争を激化させることを嫌い、設計図を宝石の中に封印したってわけ……」
- 放送
-
ボイス「(前略)だが科学者はそれが戦争に利用されることを嫌い、設計図を宝石の中に封印したってわけ……」
-
ボイス「その後、真珠はある国家が極秘で保管してたんだ」
カット
-
暁「(前略)ましてダークシャドウが狙っているということは……」
蒼太「その能力は測り知れない」
-
ボイス「(前略)だが科学者はそれが戦争に利用されることを嫌い、設計図を宝石の中に封印したってわけ……」
- 台本
- シーン 10. 坂道
- 台本
-
舞台は坂道
-
さくら「石を渡して!子供の玩具じゃないんです」
翔、慌ててハンドルを切り、転びそうになる。
さくら「危ない!」
慌てて駆け寄り、翔を受けとめて助けたが、
さくら「君、よく聞きなさい……」
-
さくら「ちょっと。だから、私は(携帯取り出し変身しようと)」
そこにスケボーを借りた若者たちが追って来て、
若者 A「あんた、まさか誘拐か」
さくら「(M で)いまはボウケンピンクになれない……」
さくら、ジャンプして、若者たちの頭を越えて、走る。
-
舞台は坂道
- 放送
-
舞台は平坦な道
-
さくら「石を渡して!子供の玩具じゃないんです」
翔「嫌だ!」
さくら「君、よく聞きなさい……」
-
さくら「ちょっと。だから、私は(携帯取り出さず変身しようとしない)」
そこにスケボーを借りた若者たちが追って来て、
若者 A「あんた、まさか誘拐か」
さくら「(M で)いまボウケンピンクになるわけには……」
さくら、ジャンプせず、若者たちの頭を越えず、走る。
さくら「これ、ありがとうございます」
-
舞台は平坦な道
- 台本
- シーン 11. 公園
- 台本
-
舞台は公園
-
さくら「君、石を守ってくれてありがとう。
その石を託したのは私の知り合いなんです。
だからこれ、お礼です」
-
翔、走り去る。
さくら、落胆して横を見ると売店のガラス窓に自分の顔が映っている。 指で唇の端を吊り上げるさくら。
さくら「作り笑いか……」
-
舞台は公園
- 放送
-
舞台は橋の上
-
さくら「君、石を守ってくれてありがとう。
その石を預けたのは私の知り合いなんです。
だからこれ、お礼です」
-
翔、走り去る。
カット
さくら「作り笑いか……」
-
舞台は橋の上
- 台本
- シーン 14. ミュージアム地下・牧野工房
- 台本
-
暁と牧野だけがいる。
暁、電話していて。
暁「いつまでかかってる」
-
暁「ほう、ミッション中に道草か……。
なにかあったのか」
-
牧野「(モニターのビークルを見つつ)帝国の真珠に隠されたビオパンツァー、見てみたい気もしますなあ」
暁「センセイ、もし戦車が悪用されていたら、倒せましたか」
牧野「僅かに伝わっているスペックを見る限り、地上での攻撃力は圧倒的ですからねぇ(と画面上で計算して) 唯一、ゴーゴーショベルのアームなら、ビオパンツァーの武器を封じられる可能性はありますが……」
-
暁と牧野だけがいる。
暁、電話していて。
- 放送
-
さくら「はい、ピンクです」
暁と牧野だけがいる。 暁、電話していて。
暁「どうした、いつまでかかってる」
-
暁「ほう、ミッション中に買い食いか……。
なにかあったのか」
-
牧野「(モニターのビークルを見ず)帝国の真珠に隠されたビオパンツァー、見てみたい気もしますな」
暁「牧野センセイ、もし戦車が出現するとしたら、倒せますか」
牧野「伝え聞いたスペックが正しいのなら、地上での攻撃力は圧倒的ですからねぇ(と画面上で計算せず) 唯一、ゴーゴーショベルのアームなら、ビオパンツァーの武器を封じられる可能性はありますが……」
-
さくら「はい、ピンクです」
- 台本
- シーン 16. 駅・ホーム
- 台本
-
ドキドキして隠れるところを探す翔。
-
翔「あのさ、よく真面目すぎるって言われない?」
グサッとくるさくら。 だが翔、切符を受け取る。
そのとき、シズカの武器が飛来する。
線路を駆けてくるシズカ。
シズカ「ぼく、帝国の真珠、渡してちょうだい」
翔をかばってホームを飛び降りるさくら。
-
ドキドキして隠れるところを探す翔。
- 放送
-
さくら「君!」
ドキドキして隠れるところを探す翔。
-
翔「あのさ、よく真面目すぎるって言われない?」
グサッとくるさくら。 だが翔、切符を受け取る。
カット
シズカ「 見つけた。 ぼく、帝国の真珠、渡してちょうだい」
翔をかばって閃光を放つさくら。
-
さくら「君!」
- 台本
- シーン 17. 線路近く・操車場?
- 台本
-
物陰に逃げ込んで、翔を見つめるさくら。
さくら「君は逃げてください、私が食い止めます」
-
さくら「(M) 駄目だ、私が不安そうな顔をしていたら、この子は怖がるだけ。
……笑え、笑うんだ」
さくら、ゆっくりと笑い顔に。 まだギコチない笑い顔だが、翔、さくらの気持ちを理解し頷く。
翔「うん、わかった」
さくら「その石は決して離さないで、私は大丈夫」
そこに駆けて来るシズカ。
-
シズカ「どけ、真珠はあの子どもがもっているはず」
シズカ、さくらを押し倒して、こっちへ来ようとする。
後ろからしがみつくさくら、攻撃するシズカ。
シズカ「どういうつもり、スーツもつけないで、どいてったら」
さくら「(必死に耐えて)行かせません、絶対に!」
翔、足が止まる。
翔「……お姉ちゃん……(思わず『石』を取り出し握る)」
と、翔の背後に立つ影、タクミガミだ。
-
シズカ「よくやった、タクミガミ」
さくら「君!」
-
必死に守ろうとする翔。
その姿にジンとさくら。
タクミガミ「ぼく、うるさい!」
-
壁に叩きつけられ、意識を失う翔。
駆け寄るさくら。
-
シズカ「やっと戻ってきたね、帝国の真珠、さあ、これを食え」
タクミガミが石を見ると、その中にビッシリと書き込まれた設計図が見える。
タクミガミ「正しくビオパンツァーの設計図なり、見えた!」
タクミガミ、ゴクッと石を呑み込む。
-
さくら「設計図から、幻の戦車を再現した?」
戦車(タクミガミの声)「ビオパンツァーと我、今一つなり!」
シズカ「タクミガミ。そのまま街を破壊するの、すっごい宣伝。 全世界の武器商人が買いに来るよ、いけぇ!(去る)」
-
物陰に逃げ込んで、翔を見つめるさくら。
- 放送
-
物陰に逃げ込んで、翔を見つめるさくら。
シズカ「隠れても無駄よ。 すぐ見つけちゃうんだから」
さくら「君は逃げてください、私が食い止めます」
-
さくら「(M) 駄目だ、私が不安そうな顔をしていたら、この子は怖がるだけ。
……笑え、笑うんだ」
さくら、ゆっくりと笑い顔に。 まだギコチない笑い顔だが、翔、さくらの気持ちを理解し頷く。
さくら「大丈夫」
翔「うん、わかった」
さくら「この石は決して離さないで」
翔「うん」
カット
-
さくら「逃げて」
翔「うん」
シズカ「放せ、真珠はあの子どもがもっているはず」
シズカ、さくらを押し倒して、こっちへ来ようとする。
後ろからしがみつくさくら、攻撃するシズカ。
カット
さくら「(必死に耐えて)行かせません、絶対に!」
翔「お姉ちゃん」
さくら「逃げて、早く早く」
翔「うん」
翔、足が止まる。
翔「……(思わず『石』を取り出し握る)」
と、翔の正面に立つ影、タクミガミだ。
-
さくら「君!」
シズカ「よくやった、タクミガミ」
-
必死に守ろうとする翔。
その姿にジンとさくら。
さくら「君、今助けます」
シズカ「そうはさせないよ」
タクミガミ「ぼく、うるさい!」
-
地面に叩きつけられ、意識を失う翔。
駆け寄るさくら。
さくら「君、君、大丈夫?」
-
シズカ「やっと戻ってきたね、帝国の真珠」
タクミガミが石を見ると、その中にビッシリと書き込まれた設計図が見える。
タクミガミ「見えた、正しくビオパンツァーの設計図なり!」
シズカ「よーし、食べちゃいな」
タクミガミ、ゴクッと石を呑み込む。
タクミガミ「設計図入力、生産!」
-
戦車(タクミガミの声)「ビオパンツァーと我、今一つなり!」
さくら「設計図から、幻の戦車を再現した?」
シズカ「タクミガミ。そのまま街を破壊するの、すっごい宣伝。 全世界の武器商人が買いに来るよ、いけぇ!(去る)」
戦車(タクミガミの声)「はは」
-
物陰に逃げ込んで、翔を見つめるさくら。
- 台本
- シーン 19. その足元で
- 台本
-
と、そこに来る暁。
最初は厳しい顔で。
さくら「チーフ……申し訳ありません、実は」
と言いかけるのを止めて暁、翔を見る。
暁「(この子は)無事なようだな。 (さくらに)自分のミスは自分だけで解決する、か、そういう真面目すぎる奴もまた面白い」
さくら「チーフ……」
暁「奴と戦えるのはゴーゴーショベルだけだ…… 最後まで一人でやってみろ!……」
さくら「!はい、チーフ!」
-
と、そこに来る暁。
最初は厳しい顔で。
- 放送
-
と、そこに来る暁。
最初は厳しい顔で。
暁「ピンク」
さくら「チーフ……申し訳ありません、実は」
と言いかけるのを止めて暁、翔を見る。
暁「(この子は)無事なようだな。 (さくらに)自分のミスは自分だけで解決する、か、そういう真面目すぎる奴もまた面白い」
さくら「……」
暁「奴と戦えるのはゴーゴーショベルだけだ…… 最後まで一人でやってみろ!……」
さくら「!はい」
-
と、そこに来る暁。
最初は厳しい顔で。
- 台本
- シーン 20. ミュージアム地下・格納庫
- 台本
-
真墨「おい、ゴーゴーショベルが勝手に発進してるぞ」
-
蒼太「おっとぉ、ぼくたちも発進だ!」
-
真墨「おい、ゴーゴーショベルが勝手に発進してるぞ」
- 放送
-
真墨「あ、ゴーゴーショベルが動き出してるぞ」
-
蒼太「おっとぉ、ぼくたちも発進だ!」
真墨「よし」
-
真墨「あ、ゴーゴーショベルが動き出してるぞ」
- 台本
- シーン 22. 市街地
- 台本
-
さくら「レディ、ボウケンジャー・スタートアップ!」
ピンクに変身、降ってきたボウケンドライバーを握りしめショベルに乗り込む。
-
タクミガミ「新たなビークルか!
踏みつぶしてやる」
-
ピンク「発明者が封印していたもの。
永遠に眠っていなさい」
激しく戦う、ショベルと戦車。
と戦車のノコギリが、ビルを切り倒す。
そのビルが、寝かせていた翔に落下しそうに。
ピンク「あの子が!」
とビルをガチッと支えたのは、ダンプのアームだ。
レッド「子どもは任せろ」
ダンプのおかげで翔は無事、うっすらと眼を開ける。
ショベル、戦車に向かう。 戦車のノコギリアームをショベルで上から押さえつけ、破壊する。
さらにショベルで横腹を持ち上げ、ついに戦車を横転させる。
ピンク「!」
ショベル、戦車腹に突進。 破壊される戦車!
-
『石』も飛んで、翔の傍に。
翔、『石』を拾う。
ショベルを見上げる。
コックピットにいるピンクの姿。
-
さくら「レディ、ボウケンジャー・スタートアップ!」
- 放送
-
さくら「レディ、ボウケンジャー・スタートアップ!」
ピンクに変身。カット
-
タクミガミ「新たなビークルか!」
ピンク「ゴーゴーショベル、アタック!」
タクミガミ「踏みつぶしてやる」
-
激しく戦う、ショベルと戦車。
と戦車のノコギリが、鉄塔を切り倒す。
その鉄塔が、寝かせていた翔に落下しそうに。
ピンク「危ない、間に合わない!」
と鉄塔をガチッと支えたのは、ダンプのアームだ。
ピンク「チーフ」
レッド「うん」
ダンプのおかげで翔は無事、うっすらと眼を開ける。
ピンク「君、今のうちに逃げて下さい」
翔「うん」
レッド「ピンク、今だ」
ピンク「はい、チーフ」
ピンク「発明者が封印していたもの。 永遠に眠っていなさい」
ショベル、戦車に向かう。
ピンク「ショベル・スイング!」
ショベル、戦車を投げ飛ばす。 破壊される戦車!
レッド「グッジョブ」
ピンク「はい」
-
『石』も飛んで、翔の傍に。
翔、『石』を拾う。
カット
-
さくら「レディ、ボウケンジャー・スタートアップ!」
- 台本
- シーン 24. ビル街
- 台本
-
タクミガミに人魂がわっとたかる。
-
タクミガミに人魂がわっとたかる。
- 放送
-
タクミガミにお札がわっとたかる。
-
タクミガミにお札がわっとたかる。
- 台本
- シーン 25. 市街地
- 台本
-
巨大タクミガミがショベルとダンプを踏みつぶそうと。
-
レッド「よし、轟々合体だ」
ピンク「はい、ゴーゴーマリン、オートドライブモード」
-
巨大タクミガミがショベルとダンプを踏みつぶそうと。
- 放送
-
巨大タクミガミがショベルとダンプを攻撃。
-
レッド「よし、轟々合体だ」
ピンク「はい」
-
巨大タクミガミがショベルとダンプを攻撃。
- 台本
- シーン 27. 都市
- 台本
-
タクミガミ、激しい銃撃。
ショベルをシールドにして攻撃をかわす。
-
ピンク「ショベル・ナックル!」
-
タクミガミ、激しい銃撃。
- 放送
-
タクミガミ、激しい銃撃。
ピンク「ショベル・ディフェンス!」
ショベルをシールドにして攻撃をかわす。
-
レッド「とどめだ」
ピンク「ショベル・ナックル!」
-
タクミガミ、激しい銃撃。
- 台本
- シーン 28. ビル街
- 台本
-
菜月「でも、お子ちゃまにふり回されて走り回ってたさくらさんて見たかったなあ」
蒼太「よく考えたら、子どもの前で変身してみせればよかったんじゃないの?」
-
真墨「子ども一人に知られるぐらい大丈夫だよ、臨機応変にやれって。
それか強引に取りあげればいいだろ
」
-
菜月「さくらさん、もしかしてあの子(一方を指さす)」
-
さくら「君、ずっとそれを守ってくれていたんですね、約束だから。
あ、あの、いま、ヒーローの人、呼んできます」
首を振る翔、黙ってさくらに『石』を差し出す。
-
暁、笑顔で見送るさくらの肩に手をおいて。
暁「いい笑顔だ。 お前にしかできない笑顔だな」
さくら、ジンとして『石』を握りしめる。
-
菜月「でも、お子ちゃまにふり回されて走り回ってたさくらさんて見たかったなあ」
- 放送
-
菜月「でも、お子ちゃまにふり回されて走り回ってたさくらさん見たかったなあ」
さくら「ミッション中はコードネームです。 黙って探して下さい」
蒼太「よく考えたら、子どもの前で変身すればよかったんじゃないの?」
-
真墨「子ども一人に知られるぐらい大丈夫だろう、臨機応変にやれって」
-
菜月「さくらさん」
さくら「イエロー、ミッション中は……」
菜月「もしかしてあの子(一方を指さす)」
-
さくら「君、ずっとそれを守ってくれていたんですね」
翔「うん、約束したから」
さくら「うん、あの、いま、ヒーローの人、呼んできますから」
首を振らない翔、黙ってさくらに『石』を差し出す。
-
暁、笑顔で見送るさくらの肩に手をおかないで。
暁「いい笑顔だ。 お前にしかできない笑顔だな」
菜月「よかったね、さくらさん」
さくら、ジンとして『石』を握りしめない。
-
菜月「でも、お子ちゃまにふり回されて走り回ってたさくらさん見たかったなあ」
- 台本
